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CMCLabチュートリアル : 曲面の理論と可視化

場所: 首都大学東京, 数理科学コース
日程: 2005年6月30日 -- 7月1日
 

 

組織委員会 : ゲスト マーティン (首都大学東京)

大仁田 義裕 (大阪市立大学)

酒井 高司 (首都大学東京)

ラスマン ウェイン (神戸大学)

小林 真平 (東京電機大学)

目的:コンピュータソフトウェアを使った曲面の最新の理論とその可視化への入門. 主に学部生、大学院生を対象としますが,その他の方も歓迎します. 主にチューターとの一対一によるコンピュータの作業を行います. 参加登録をされた方にはCMCLabとMapleが入ったコンピュータが貸し出されます.

 


プログラム:

6月30日 木曜日  
 
10:00-12:00 参加者のコンピュータのセットアップ
13:00-14:00 講義: 曲面論の導入
14:30-15:30 講義: DPWの方法の導入
16:00-18:30 コンピュータラボ: CMCLabやMapleを使ったプロジェクト
18:30-19:30 夕食 (ピザ, 学生1,000円, 学生以外2,000円)
19:30- コンピュータラボ: 引き続きプロジェクト

 

 

 

 

 

7月1日 金曜日  
 
10:00-13:00 コンピュータラボ: 引き続きプロジェクト
14:00-17:00 プロジェクトの成果の発表及びさらなる研究

 

 

 




 

 

CMCLabについて:
CMCLabは, 平均曲率一定(Constant Mean Curvature)曲面を研究する為に マサチューセッツ大学アムハースト校のシュミット氏 (N. Schmitt氏) によってJAVA言語で書かれたソフトウェアです.  これはループ群 (G.Segal) やextended solution (K. Uhlenbeck)の理論を基礎としたDPWの方法 (J. Dorfmeister, F. Pedit, H. Wu)をソフトウェアに実装したものです. このソフトウェアは曲面論の基本的な事項の理解や曲面論の未解決の問題 にも非常に有用です. JAVA言語を使って書かれているので, JAVA virtal machineが入っているコンピュータであれば動きます. (Windowsには通常入っています.)

参加者はチュートリアルに参加するまでに,CMCLabを自身のコンピュータに入れて馴れておくと良いです. ソフトウェアは以下のページからダウンロードできます.

http://tmugs.math.metro-u.ac.jp/software-j.html

また次のページに守屋克洋氏, 小林真平氏によって書かれた CMCLabのインストールの仕方(ただしLinuxのみ)があります。

http://www.math.tsukuba.ac.jp/~moriya/cmclab.html http://www.math.kobe-u.ac.jp/~kobayasi/GPS/GPSindex.html